ウッドペッカーの森について
NPO法人ウッドペッカーの森は、こころの病(精神障害)、高次脳機能障害、発達障害などを抱えた方の地域生活を支援している団体です。
主な活動としては、世田谷区より世田谷区立梅丘精神障害者施設(世田谷区立梅丘ウッドペッカーの森)の委託を受け、その運営を行っています。軽作業やレクリエーションを通して、障害者の自立と社会参加を支援しており、利用者にとって「安心して相談できる場」「憩える場」となっています。
また、法人の自主事業として「せたがや区民まつり」への参加や、「森のつどいコンサート」の開催など、地域の方々との積極的な交流を通して、同じ地域に住む住民同士として、障害を持つ方の理解やサポートの機会を促進出来るよう活動をしています。
こころの病気には今でも誤解や偏見があります。正しい理解を深める講座等の「森のまなび」を通し、”森のなかま(サポーター)”となってくれる地域の方を増やすべく日々様々な活動を行っています。
理念
ノーマライゼーションの理念のもと、共生社会の実現を目指します。
1. | ノーマライゼーション |
誰もが同じように地域の中で生活し、活動する事の出来る社会の実現を目指し、主に精神障害者の自立と社会参加を支援します。 | |
2. | 共生社会 |
地域住民の障害に対する理解を深め、日常的な交流を促進し、だれにとっても住みよいまちづくりを目指します。 |
沿革
- 年表
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1984年 6月 世田谷梅丘保健所デイケア開始(2日/週) 1985年 10月 デイケア利用者宅にて作業所を開設 1989年 4月 作業所の運営主体を家族会から運営委員会に変更 1993年 10月 世田谷区より区立作業所の運営を委託 2000年 5月 NPO法人(特定非営利活動法人)を取得 2006年 4月 世田谷区から指定管理者として選定 2011年 4月 障害者自立支援法に基づく事業形態に移行 施設名を「世田谷区立梅丘ウッドペッカーの森」に変更 2015年 10月 作業所開設30周年を迎える 3月 「森のつどい30周年式典」を開催 2017年 6月 作業スペース拡大のため、所内をリフォーム